- ついな
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ついな【追儺】悪鬼・疫癘(エキレイ)を追い払う行事。 平安時代, 宮中において大晦日(オオミソカ)に盛大に行われ, その後, 諸国の社寺でも行われるようになった。 古く中国に始まり, 日本へは文武天皇の頃に伝わったという。 節分に除災招福のため豆を撒(マ)く行事は, 追儺の変形したもの。 鬼やらい。 ﹝季﹞冬。IIついな【都維那】寺院内の事務をつかさどる僧職。 上座・寺主とあわせて三綱(サンゴウ)という。 維那。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.